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電波かつアダルティな毒々ブログ

SMとは何か?

※本サイトの記事がアメブロの規制に引っ掛かって削除されてしまったため、こちらに移動させました。

−−−−−

こんな2ちゃんスレ
を見かけたので、ついついSMについて語りたくなった。

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【SMについて語れる奴ちょっと来てくれ、わからないことがあるんだ】
俺は自称Sなんだが、最近、相手に「命令する」ということに対して違和感を感じるようになった
命令することはすなわち相手に何かを「させる」ということだが、実は相手にさせてるんじゃなくて、自分が「してもらっている」んじゃないかと思い始めたんだ
つまり、命令しているのではなくて、本当は何か得体の知れない力によって、俺は命令させられているんじゃないかって
本当のSって何なんだ、本当のMって何なんだ
そこを教えてくれ詳しい人

−−−−−
さて。

一般人のSMに対する認識というのは、まずボンテージファッションの女王様(S)がいて、その目の前に裸で跪いた男(M) がいて、女王様が男をムチでパシパシとしばいたりロウソクを垂らしたりしながら 「女王様とお呼びー!おほほほほー!」 ってな具合だろう。



それがもう少し興味のある人になると、団鬼六の世界のように、締め切ったどこぞの民宿のような古い造りの和室に男女がいて、男(S)が女(M)を荒縄で縛りつつアレコレ……みたいな。



これらは全てプレイとしてテンプレ化されたSMの絵ではあるのだが、ではそれがSMの全てなのかというとさに非ず。



実は別にムチやロウソクや荒縄を使わなくても、SMというプレイは成立するのである。



そうした "アイテム" や "しばき" がフィーチャーされるというのは、あくまで 「見てわかりやすいから」 とか 「記号化しやすいから」 というだけであって、SMの本質はそこにはない。





また上に挙げたスレ主が言っているように、SMというプレイを深く考えて行くとSとMの立場が覆り、「実はM役が主導で、S役はM役の望みを叶えるための奴隷なのではないか?」 と思えてしまう。



恐らく世間の人々は性癖(概念) としてのサディズム・マゾヒズムと、プレイとしてのSMを一緒くたにしてしまうから、それがこのような混乱を招いているのだと思われる。



確かにSMプレイの根底に流れているのはサディズムとマゾヒズムなのだが、そこだけに囚われ過ぎるとちょっと話がおかしくなる。



サディストやマゾヒストというのは、あくまで "その個人の性癖を指す言葉" で視点が1つしかないため、SとMに分かれた "2人の共同作業であるSMプレイ" を考える場合に歪みが生じてしまうのだ。



例えばSとM、サディストとマゾヒストは、さも相性よさげにカップリングされて考えられているけれども、実際はサディストとマゾヒストであっても合う合わないが存在する。これは性的関係を抜きにしても、「ウマの合う人間と合わない人間がいますよねー」 という当然の話だ。



逆にサディスト同士・マゾヒスト同士であっても、肉体関係込みの仲良しカップルとして成立する場合もある。



これは個人の性癖である "サディズム・マゾヒズム" と "プレイとしてのSM" と "人間関係" とは、それぞれ別問題だという事に他ならない。別問題というと勘違いされるかもしれないので補足すると、性癖・プレイ内容・人間関係の3つの内、どれか1つを抜き出して考えたところで的外れでしかないのだ。



もし本当の意味でのSMを理解したいのならば、「Sの対になるのがMである」 という固定概念は捨てるべきだろう。「SとMなら相性バツグン!」 なんて薄っぺらな考え方では、本質を見誤る可能性が高いのである。



またSMをプレイとして成立させるためには、どちらかの一方的なワガママであってはならない。お互いに納得した上での行為でないならば、それは単にDVだレイプだといった傷害事件の類だ。だからSMプレイの内容は、相手が望むような、許容出来る範囲内のものでなければならないという前提がある。



Sだから一方的に何をやってもいいわけではないし、好き勝手な命令をしていいという事でもない。また、Mだからといって何でもかんでも受け入れられるわけじゃない。







はい、段々と混乱して参りましたが、結論を先に述べます。



SMというプレイは、実は漢字4文字で表現可能な実に簡単なものなのです。





SMとは "相互理解" である。





↑復唱すべき。





サディストとマゾヒストがいて、お互いに性的興奮を得るために行うのがSMというプレイではあるのだが、その前に人間として信頼しあえる関係を構築するのが大前提なのである。



だから 「サディストとマゾヒストがいて〜〜」 という前置きの時点で間違っているのかもしれない。



「そこに男と女がいて、お互いに愛し合っていて、お互いに性的な満足感を得たい、そして相手にも与えたいと考え、"必然的にそうなってしまった" 」



実はこれが本来のSMプレイのあり方なのだ。



ようは愛情が先にあって、信頼しあい、相互理解し、コミュニケーションやスキンシップの手段として、また性行為として、たまたまSMプレイとカテゴライズされるような手法を選んでしまうというだけの話なのである。



突き詰めて行くと、これってサドだのマゾだのは殆ど関係ない事がわかるだろうか?



そこに何があるのかというと、相手に対する愛と、自分を満たしたいという欲求のせめぎ合いである。それに気付くためには、SだMだという万人が理解しやすいように記号化された概念・イメージは邪魔でしかない。





例えば10代のカップルが 「そろそろ仲を進展させたいなー」 と思っていたとする。



しかし女の子の方がいまどき古風で、「結婚するまでは処女で〜」 などと考えていたとする。



すると男の子の方は女の子を気遣いつつも、自己の欲求もあるため、「じゃあどこまでならヤラせてもらえるか?」 と必死で考える。



そして両者で相談し合い、尊重し合い、落とし所を見付けようとする。





結局はSMと言われているプレイもこれと同じだと言い切ってしまって構わないと思う。



「自分はどうしたいのか?どうすればより性的な興奮を得られるのか?」

「相手がどこまで望んでいるのか?どこまでなら受け入れてもらえるのか?」



この葛藤と、結論としてのプレイとの2つをあわせて、初めてSMが成立するのである。



だからこそ性癖的にはマゾヒストでなく、どちらかというとサディストであったとしても、「相手を悦ばせてやりたいから」 とM役に回る事も可能なのだ。



自分の性癖・欲求と、相手への想いを天秤にかけ、「さあどっちに傾くでしょう?」 というだけの話なのだから、サディスト同士のカップルがお互いに攻め合い、また受け止め合うような関係があったとしても、全く不思議ではないのである。



これが先ほど述べた 「プレイとしてのSMと、性癖としてのサディスト・マゾヒストは別物」 だという理由である。



しかし、SMと呼ばれるプレイの原動力は間違いなくサディズムなりマゾヒズムなのだから、同時に 「サディズム・マゾヒズムという性癖があってこそのSMプレイである」 とも言えてしまう。



だがここまでの説明を理解してもらえたならば、この2つは全く矛盾していない事がわかるだろう。







これは憶測になってしまうのだが、SMがヤケに深いものだ、難解なものだと思われ、様々な混乱を招く要因は、アダルトビデオや風俗産業にあるような気がする。



突き詰めてみれば単に人間同士のコミュニケーション手段でしかないと気付くはずなのだが、AVのSM作品やSM風俗の "わかりやすい絵" を知ってしまうと、まるでそれだけがSMかのような錯覚に陥ってしまう。



しかもAVや風俗では、SMプレイの根底に流れているはずの "感情" というファクターが欠落してしまうのである。



これが世の人々がいまいちSMを正しく理解できない最大の要因に思えてならない。



そうした "感情抜きの片手落ちのエセSMプレイ" ばかり見てしまうから、「ドSだから何をやってもいい」 とか 「ドMだからとにかく攻められたい」 といった、自分勝手な単なるわがままや極論をSMだと誤解してしまうのだ。







SMに限らず、性行為というのは性癖や恥部とされる部分をも曝け出す(&出させる) 行為なのだから、絶対に相手が望まぬ事はしてはならない。



「自分が満足しつつ、相手にも満足してもらう」 という心がけがなにより大事なのである。



相手が縛られるのが好きなら縛ってやればいいし、目隠しされるのが好きなら目隠しをしてやればいい。尻を叩かれて興奮するなら叩いてやればいいし、ウンコを塗られて悦ぶなら塗ってやればいい。



また、自分がそうしたいのであれば相手と相談してさせてもらえばいい。



繰り返しになるけれども、プレイとしてのSMは、あくまで人間同士のコミュニケーションの末の結果でしかないのである。



だから人はより自分に合ったパートナーを一生懸命探すのだ。











ちなみにオレは付き合い始めて6年目に突入した彼女様
がいくら 「さだおちゃんのアナルを攻めたい!」 と言って来ても絶対に許さない。



その理由はあんなラオウみたいな剛毅な性格をした女に大事な尻穴を預けたら、人工肛門まで覚悟せねばならないからである。



残念ながらオレの彼女様に対する愛情は、不具を覚悟するほどまでには深くない。



オレがいくらドM要素が強いとはいえ、人権はあるのだ。(←これマジで重要)



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